雨や風・紫外線などに直接さらされる屋根は、破損・ズレ・塗膜の剥がれなどの劣化が発生しやすい箇所です。
特に雨漏りは室内が濡れてしまうだけでなく、放置すると建物の躯体を腐らせたり、内装にカビを生やしたりと、甚大な被害に発展することも。
また、雨樋の破損が起こると、地面に叩きつけられた雨が土台部分を浸食し、基礎を弱くしてしまうおそれもあります。
屋根工事や雨樋工事はお早めに当社へご連絡ください。
■屋根材の種類と特徴
●和瓦
日本の風土に合う和瓦の魅力は何といっても、50年以上の長い耐久性。
昨今和モダンなデザインが人気の現代建築において、需要が増え続けています。
陶器ならではの火や突風に負けない強度と、塗り替え不要の高いメンテナンス性が一番のメリットでしょう。
●洋瓦
和瓦が広まったため、洋風住宅でも瓦が多く採用されるようになりました。
材質は和瓦と同じ陶器で性質も同様ですが、異なるのは長方形の洋風様式であるということ。
屋根材の中では最も高価格ですが、その分、耐久性・デザイン性ともに優れたものが揃っています。
●スレート屋根
屋根材として、近年シェアを伸ばしているのが化粧スレート。
セメントと繊維を混ぜたもので、厚さ5mmに成型されています。
加工のしやすさ・軽量性により、多くの新興住宅で採り入れられている屋根材です。
約10年に一度の塗装メンテナンスが必要ですが、お好みの色に塗り替えれば、葺き替えなどの大きな工事をせずともイメージチェンジが可能です。
●ガルバリウム銅板
金属板を屋根の形状に加工して作る金属屋根です。
一番の特徴は、軽くて加工しやすいところ。
カラーバリエーション・素材などが豊富に揃っていますので、建物の用途やご予算に合わせて、幅広い選択肢から選ぶことができます。
■雨樋にこんな症状は見られませんか？
□ 雨樋の途中から雨水があふれている
□ 雨樋の継ぎ目から水が漏れている
□ 雨樋の中に雑草が生えている
□ ひび割れがある・継ぎ目が外れている
□ 取り付け金具に錆びが出ている
□ 築10年以上経過している
詰まりや破損により雨樋がうまく機能しなくなると、行き場を失った雨水が地面に叩きつけられ、土台部分を浸食し、ひどい場合は建物の基礎そのものを弱くしてしまうおそれもあります。
お住まいの雨樋に上記のような症状が見られる場合は、「オウチの主治医」である当社までお早めにご連絡ください。
